辛い肩こりはなぜ起こる? 肩こりについての知識を深めましょう!

医療豆知識

肩こりは感じたことが無い方はほとんどいらっしゃらないような日常生活に多くみられる症状です。

特に最近ではデスクワークやスマホなどの画面を長時間見るような事が増加しており、それにより肩こりを訴える方もとても増えてきていると感じます。

そんな肩こりですが何となくそのまま放置されていませんか?
いつもの事だから、、そのうち治る、忙しくて気にしてられない!

こんな理由で肩こりをそのままにされている方は多いと思います。

ですが、たかが肩こりと言っても放置してしまっていると頭痛や吐き気、背中の痛みや集中力の低下による生産性の低下など様々な他の症状の引き金になってしまう事も多いです。

そこで今回は肩こりについて詳しく解説し今起こっている肩こりはなぜ生じているのかを知っていただければと思います。

知識を深めることで自分でケアができたり悪化させないよう、うまくコントロールできることもありますので肩こりにお悩みの方は是非参考にしてください◎

肩こり
長岡市:40代女性長年肩こりを感じていたがここ数か月、特に肩こりが辛くなってきて来院されました。肩こりの他にも腰痛やめまい、頭痛と様々な症状もあるとのことでした。所見《西洋医学的所見》肩周りの筋肉の張り(僧帽筋など)力を抜いているつもりが肩...

●肩こりの原因となる筋肉

まず初めに肩こりの原因となりやすい筋肉をいくつか紹介します。

◆僧帽筋(そうぼうきん)


僧帽筋は首から肩や背中にひし形に広がる大きな筋肉で肩周りの比較的浅い位置にある筋肉です。
肩甲骨や首、背中、肩など幅広い動作に関わっており、肩こりの代表的な筋肉と言えるぐらい張りやすい筋肉です。

◆肩甲挙筋(けんこうきょきん)
この筋肉は首の側面から肩甲骨の上部にかけて伸びている筋肉で、肩甲骨を上に引き上げたり首を横に倒したりする時に働く筋肉です。
デスクワークやスマホを見ている時の姿勢で特に負荷がかかりやすい筋肉で『寝違え』の原因になったりもする筋肉です。

◆後頭下筋群(こうとうかきんぐん)
この筋肉は一つの筋肉ではなく、首の付け根にある筋肉をまとめた言い方で一つずつ
大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋と言います。
首の姿勢維持から目を動かす動作にも関係しておりデスクワークなどで頭部が固定され目を凝視しているような状態が続くと影響が及びか肩こりにつながりやすいです。

●肩こりが起こる仕組み

①姿勢

姿勢が悪いと当然体に悪影響が出てきます。
特に肩こりの場合には長時間座りっぱなしの姿勢やパソコン作業が悪影響を及ぼします。
長時間座りっぱなしの姿勢が続くと腰の自然な背骨のカーブが無くなります。
カーブが無くなるとそれを補おうと首の背骨のカーブが強くなります。
そうすると衝撃や頭の重さをうまく分散するための背骨のカーブが崩れてしまい肩周りにダイレクトに頭の重さなどが伝わってしまい肩こりの原因となります。
パソコン作業が一日ずっと続くような姿勢では肩甲骨が外側に開きっぱなしになり胸の筋肉は内側に縮こまります。
こうなると筋肉や体のバランスが崩れてしまいますし、肩甲骨と背骨の間にある筋肉は伸ばされっぱなしになるのでとても負担がかかり肩こりや背中の痛み、頭痛などを引き起こしてしまう原因となってしまいます。

②ストレスの影響

肩こりにはストレスも深く影響してきます。
精神的なストレスは血管を収縮させるので肩周りの筋肉の血管が収縮し柔軟性が失われ肩こりを引き起こしたり悪化させてしまう原因となってしまいます。
またストレスを感じている時は体に無意識に力が入りやすく、肩は力が入りやすい部位ですので気が付かないうちに肩に力が入り上に上がってるなんてこともしばしばあります。

③ストレートネック

ストレートネックはスマホが普及した現代に急増している首の症状でご存じの方も多いと思います。
通常、首の骨はS字状になっており頭の重さや衝撃をうまく分散できる仕組みになっています。
ですがスマホやパソコンを使う時の少し下を見る姿勢が続くことでこのS字状のカーブが消失し、まっすぐなストレート状になってしまいこれをストレートネックと呼びます。
まっすぐな状態ですと頭の重さや衝撃をうまく分散することができず直接負荷が首周りに集中してしまい肩こりや頭痛、首痛と言った症状につながってしまうのです。

④年齢の影響

年齢や年代の影響も肩こりにはあります。
20代など若い世代はスマホやパソコンを使う際の姿勢の影響が多く、肩こりに悩む方も多いですが固まった筋肉を緩めることですっきり症状が落ち着くことが多いです。
40代ぐらいでは次第に骨の間にある椎間板と言うクッションの柔軟性が低下してきたり筋肉の萎縮が始まる影響で肩こりを感じやすくなったり症状が長引いたり繰り返すようなことが多くなってきます。
60代、70代ぐらいになると筋肉の萎縮がさらに進み、他の筋肉も固くなるため肩以外の背中や腰と言った部位も同時に痛くなることが多かったりします。

⑤腰痛や他の部位の痛みの影響

肩の筋肉にそこまで問題が無くても腰痛や背中の痛みなどにより肩こりが生じる事もあります。
腰痛などの痛みで体に力が入ったり普段とは違う姿勢をしたりする事で肩周りに力が入り、肩こりにつながってしまうといった感じです。

●まとめ

今回は肩こりの発生の原因や肩こりが起こりやすい筋肉などについてまとめました。

肩こりは日常的に感じることが多い症状で症状の程度も人それぞれです。

肩こりは感じているけどそのままにしてしまっている方も多いです。

そんな肩こりの原因や自分の張っている筋肉を知るだけでも意識が変わってきますし予防する際などに役立つと思います◎

コメント

タイトルとURLをコピーしました