急な背中の痛み・ぎっくり背中

長岡市:50代男性
2日前、ストレッチをした際に背中の右肩甲骨の内側に
急に激しい痛みが生じ、
首を動かしても背中まで痛みが走る。
呼吸をすると少し痛みがあり息をしにくい。
普段デスクワークをしており体の硬さを感じている。

所見
《西洋医学的所見》
背中の筋肉である僧帽筋(そうぼうきん)と
菱形筋(りょうけいきん)がかなりガチガチに張っている。
首に向かう筋肉にも影響があり首を下に向けると背中に痛みが生じる。
《東洋医学的所見》
水分代謝を調整したり生命力を貯めこんでおく腎臓の腎経(じんけい)
が少し弱っており、体の冷えもある。
最近息切れをしやすくなった。

背中の筋肉

治療
まず初めに体の冷えや息切れなどが生じていたため、腎経が弱り気味と判断し
腎経を強くしっかりさせるよう鍼灸治療を行い、巡りを調整した後、
背中の治療を行いました。
また背骨をはさんで背部を縦に巡っている膀胱経(ぼうこうけい)と
言う経絡にも鍼治療を行い緊張している筋肉を弛緩させました。

腎経の巡り
膀胱系の巡り

経過
治療後は背部から頚部までの筋肉が緩んだことから背中の痛みも
軽減し首を下に向けても痛みを伴わなくなりました。
また治療後は呼吸がしやすくなったとの事でした。
その後1週間に1度のペースで来院して頂き背中の痛みは
2回目の治療でほとんど気にならなくなったとの事でした。
1か月程度治療を行うと深く呼吸ができるようになり
息切れや冷え性も軽快しました。

考察
今回の患者様は普段デスクワークをされており背中や肩、腰
周りの筋肉に日常的に負荷が生じやすいライフスタイルで
さらに腎経の弱りで息切れや体の冷えなどが生じていました。
腎臓は東洋医学的に生命力の維持や水分代謝、呼吸などに関わっており
年齢と共に多少は衰退していきますが極端に弱ってくると、
疲れやすかったり意欲の低下、睡眠の質の低下、息切れ
呼吸が浅くなる
などの症状が現れます。
ベースに腎経の弱りがあったためそこを補うように鍼とお灸で
治療を行い、巡りを良くしてから緊張している筋肉にアプローチを
行いました。
また、背中をめぐっている膀胱経にも治療を行ったので
一度で痛みがスッと軽快されたのだと思います。

ぎっくり腰と言う症状があるように同じような機序でぎっくり背中と言う症状も存在します。

特に現代ではデスクワークの普及やスマホの誕生により背中に負担がかかる場面が増えてきておりこういった症状を訴える方が増加してきていると感じます。

背中は体の中でも鈍感な部位ですので痛みが強く出始める頃にはかなり筋肉の緊張などが強くなっている場合が多いです。

そこから頭痛や腰痛へと症状が進行していく可能性も高いですので定期的に労わってあげるつもりでケアを行ってあげると良いと思います◎

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