肩こりは日本では国民病と言われるほど悩まされている方が多い症状で成人の約70%の方が症状を自覚し悩まされていると言われています。
そんな肩こりですが何年も悩まされている方がいる一方、私は全然気にしたことがない!
なんておっしゃられる方もいたりします。
特別違う事をしているわけではないのになんでだろう?と思われる時もあると思います。
ですが実際は日常的にクセになっていることやちょっとした習慣が肩こりの原因になってしまう事もあります。
そこで今回は続けていると知らないうちに肩こりにつながってしまう私生活での習慣を解説していきたいと思います。

●肩こりの原因は?

肩こりが生じる原因には様々な要因がありますが特に多いのが『筋肉の過緊張・姿勢・ストレス・年齢の影響』です。
◆筋肉の過緊張

肩こりの原因となる筋肉には主に『僧帽筋(そうぼうきん)・肩甲挙筋(けんこうきょきん)・後頭下筋群(こうとうかきんぐん)』があります。
これらの筋肉が過度に緊張したり緊張状態が長く続くと肩こりの原因となってしまいます。
◆姿勢

姿勢は肩こりの原因の中でも特に多く、お仕事などの影響もあるため簡単に改善することが難しい要因です。
パソコンなどのデスクワーク時の姿勢やスマホを座ってずっと見ている姿勢などは特に首肩に負担をかけてしまい肩こりを引き起こしてしまいます。
◆ストレス

肩こりにはストレスも深く関わってきます。
特に精神的なストレスはストレスホルモンの分泌や自律神経の乱れを引き起こし、血管を収縮させたり筋肉を緊張させるので肩周りの筋肉が緊張状態になったり血管が収縮して血流が悪くなり柔軟性が低下し肩こりを引き起こしたり悪化させてしまったりします。
またストレスを感じている際は無意識に体に力が入ることも多く、特に肩は力が入りやすい部位ですので知らないうちに肩周りの筋肉が緊張してしまっているなんてこともしばしばあります。
◆年齢の影響

年齢も肩こりには関係し、年齢を重ねるごとに筋肉の柔軟性や質量は減少していきますのでちょっとしたことで痛みを感じたり肩周りが疲れるなんてことが増えてくることが多いです。
逆に20代や30代の若い世代ではパソコンやスマホを使う事も多いですし、そのうち治る!と思いそのままにしてしまい肩こりにつながるケースが多いです。
40代、50代では筋肉の萎縮が始まったり、骨と骨の間にある椎間板の柔軟性が崩れてきたりする影響で繰り返し生じる肩こりを感じやすくなったりヘルニアと言った疾患による肩こりを感じやすかったりもします。

●意外とやっている?肩こりにつながる習慣を解説!
◆体が冷える生活や環境

普段から冷たいものを好んで飲んだりお酒、たばこ、夏場であればエアコンや扇風機、シャワーのみの入浴などの、体を知らないうちに冷やしている習慣があると肩こりにつながったり、長引かせてしまっている原因になっているかもしれません。
体を冷やしたり体が冷えていると言う事は体内を巡る血液も冷えており新鮮な酸素をたくさん含んだ血液が肩に届かなくなり柔軟性が低下したり筋肉の緊張を招き結果として肩こりが長引いたり生じやすくなってしまいます。
◆姿勢

姿勢は肩こりの原因にもなりやすいですし、悪い姿勢が習慣化してしまっている方も多い要因です。
代表的な悪い姿勢が猫背や巻き肩、ストレートネックです。
このような姿勢では正常な姿勢に比べ肩や首にかかる負担が大きくなってしまい筋肉が過度に緊張したりすることで肩こりにつながります。
猫背になりやすい習慣としては長時間下を向いてスマホやパソコンをする姿勢や頬杖をつく姿勢などがあります。
巻き肩の原因も同じような事が多いですがパソコンやスマホの画面が顔に近かったりすると巻き肩にもなりやすくなってしまいます。
ストレートネックはやはりスマホを長時間下向きの姿勢で使っている習慣があるとなりやすいです。
現代ではデスクワークの増加やスマホの普及で肩や首に負担のかかる姿勢を長時間強いられる場面が増えてきております。
これによりストレートネックや首や肩に不調を抱える方も増加してきています。
◆運動不足

体を動かす習慣がある人とそうでない人とでは筋肉の柔軟さや血行などに違いが現れます。
定期的に全身の筋肉を使い運動を行っていると筋肉に適度な曲げ伸ばしなどの刺激が加わり硬くなるのを防いでくれたり、血流も促進して新鮮な血液が入ってきやすくなり筋肉にとって良い環境となります。
逆に体を動かす習慣が無い場合は上記のような良い環境ができずお仕事などで疲労した筋肉などはそのままの状態となり肩こりや体の不調につながってしまう事があります。
◆栄養の偏った食生活

実は食生活も肩こりには深く関係しているとされています。
特に『ビタミンB群』『ビタミンE』は筋肉や血管と関係が深い栄養素でビタミンB群は筋肉の細胞がエネルギーを作り出す際に必要になる栄養素です。ビタミンB1、B6、B12などはエネルギー産生や神経の働きを支えるビタミンですので正常な筋肉の働きを助けるために重要となります。
ビタミンEは末梢(体の中心から遠いところ)の血管を拡張させる作用があり全身の血流を良くする働きがあります。クエン酸は疲労回復を助ける栄養素として有名です。
この他にも様々な栄養素が直接的、あるいは間接的に筋肉の状態や血流の良い状態を保つのに関与しているため色々な栄養素をバランス良く摂取することが理想的です。
ですが理想的な食事を誰もができるわけではありません。
大切なのはカップ麺やコンビニ弁当など脂質や糖質が多い食事ばかりをせずにそこにビタミンを多く含んだ野菜や果物をプラスして偏った食生活にならないようにすることです◎
ちなみに、ビタミンB群を多く含む食材として豚肉、牛肉、鶏肉などの肉類、鰻やマグロと言った魚類、玄米、納豆と言った穀物、サツマイモやアボカドがあります。
ビタミンEはアーモンドや落花生と言った種実類、カボチャや緑黄色野菜、オリーブオイルやヒマワリ油などに多く含まれています。
クエン酸はレモン、オレンジ、グレープフルーツなどの果物類、梅干しや米酢などに多く含まれています。
●まとめ
今回は肩こりを起こしやすかったり悪化させてしまう日常的な習慣について解説しました。
肩こりには様々な原因があり特にデスクワークやスマホを見る姿勢などによる要因が大きかったりします。
食事や運動、姿勢など、ついつい悪い習慣になってしまっている事は多いと思いますので肩こりでお悩みの方はこのような習慣を見直すだけでも症状の軽快や慢性化を防げることもありますので是非ご参考にしてみてください◎



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