腰痛は日本の多くの方が悩まされ一度は経験したことがあるくらい身近な症状です。
症状も重いものを持った時などに急に生じるぎっくり腰から慢性的に腰が重たくなるような症状まで様々です。
腰が痛くなった時は皆さんどのような対処をしていますでしょうか?
温めたり冷やしたり、誰かに揉んでもらったり色々その人なりの対処法はあると思います。
ですが正しい効果的な対処法も知っているといざという時に役立ったり、自分の対処法が間違っていたなんてこともあります。
そこで今回は国家資格も持つ現場のプロが効果的な対処法を解説していこうと思います。
●腰痛とは?

腰痛とは腰回りに生じる特に疾患などに関係のない、痛みや違和感などの総称で現代では多くの方に経験がある症状です。
症状も慢性的に腰に痛みや違和感がある場合から急に激痛が生じてその場から動けなくなるような症状まで様々です。
特に最近ではデスクワークの増加により腰痛を訴える方が増えてきており若い世代でも腰痛で医療機関を受診するパターンが増えてきています。

●腰痛が起こりやすいシチュエーション

ではどんな時に腰痛が起こりやすいのでしょうか。
これは大きく分けて急に起こるパターンとジワジワ起こるパターンの2つに分けられます。
◆急に起こるパターン
このパターンはいわゆる『ぎっくり腰』です。
例えば急に重いものを持った場合、その筋肉の収縮力が体の想定を大きく超えてしまうと体は危険と判断して急激に体を守ろうと全身に力を入れて収縮します。この時に腰に激痛が走り、なおかつ強く収縮しているせいで身動きも取れなくなってしまいます。
その他には体の想定以上の範囲で動かした時や長時間同じ姿勢から急に動き出した際などに起こりやすいです。
◆ジワジワ起こるパターン
このパターンは慢性的に腰痛が起こりやすいパターンで仕事環境や運動不足など様々なライフスタイルが関係してきます。
多いのはデスクワークで座っている時間が長く、腰の筋肉に長時間負荷がかかったり姿勢が崩れてきて痛みにつながる事です。
短時間座っていたりするだけならあまり負担にはなりませんが4,5時間などの長時間となるとその間ずっと座る姿勢をキープするために筋肉は働き続けますし自重が同じ部位に集中して血流が悪くなったりしてしまいます。
このような事が長年続いていたりすると慢性的な腰痛になりやすかったりします。
●腰痛時の効果的な対処法3選!

そんな私生活でも起こりやすい腰痛時の対処法の特に大切な3つを解説します。
◆腰痛部を温める、冷やす

まずは患部を温めるもしくは冷やすです。
基本的には温める場合の方が多いと思います。患部を温めることでその部位の血流が促進され痛みの緩和につながったり緊張している筋肉を弛緩させる効果もあるので固まった腰をやわらげ可動域の回復を促すことができます。
逆に冷やした方が良い場面としてはあまりありませんが、あるとしたら激しい動きで急に痛くなった直後です。
ぎっくり腰などの急に激痛が生じた直後や激しい動きで痛みが出た場合は患部に炎症が起こっている場合が多くこの時に温めてしまうと火傷にお湯をかけるようなものでかえって逆効果になりがちです。
ケガのアイシングのようにしっかり冷やすと言うより温めるのを控えて少し冷やしてあげるのが良いです。
ぎっくり腰でも数時間たって炎症が落ち着いていれば温めた方が良い時もありますが痛くなった直後は温めるのを控えましょう。
ポイントとしては激しい動きの直後に急に痛くなった場合は患部を触って熱っぽかったら温めずに少し冷やすのが良いです。
温める冷やすって判断が難しい事もありますがまずは患部を触って熱感が無いかどうかを確認しましょう!
◆無理せず安静!

これは当たり前じゃん!と思う方も多いと思いますが意外とできていないことなんです、、
腰が痛いときは無理をすれば当然悪化します。ですので理想は安静に休むことです。
ですが安静にしている時にちょっとは動いた方がいいのでは??と思ったことはありませんか?
これがうまく休めていない方に多い例でちょっと痛いけどストレッチをしたり10分ぐらいの散歩に行ったりヨガや体操をしたり色々ですが痛いけどちょっと無理してやってることは残念ながら腰痛を悪化させてしまうリスクが上がってしまいます。
確かに少しは動かした方が良いのは事実なんです。ですが無理して動かすのは危険です!
基本的に痛いと感じれば感じるほど筋肉は体を守ろうと収縮して症状も長引いてしまいます。
ですので痛くない状態で安静にしつつ30分、1時間程に一度痛くない範囲で腰をゆっくり左右に動かしたり痛くない範囲でストレッチなどを行うと安静にしすぎて体が固まるのを防げたり筋肉にもちょうど良い柔軟になって血流が良くなったりして回復を早めてくれます。
安静にしつつできる範囲で少しリハビリのつもりで動かしてあげると良いでしょう。
◆シップの活用


シップの活用も効果的です。
ですがしっかり適した使用をしないと意味がありません。
ここで言う意味のある使用方法とはシップの種類をちゃんと選べているかです。
シップには大きく分けて2種類あります。
『患部を冷やすために使う冷却シート』と『薬剤が入っている鎮痛作用のあるシップ』です。
とても分かりやすく表記すると白くて分厚いしシップと薄くて茶色いシップです。
この2つ何がちがうのかを解説しますと
◆白いシップ
白くて分厚いシップは冷却シートと呼ばれ主に患部を冷やしたい時に使います。鎮痛作用などの成分は入っておらず捻挫や打撲、熱感がある時に熱感を取るために使います。
◆茶色いシップ
茶色いシップは冷却作用はありませんが鎮痛作用などの成分が含まれており痛みの緩和や血流の改善などを目的とした時に使われます。
ですので腰痛がある時は基本的に茶色いシップを使ってあげれば痛みを緩和できたり血流を良くできたりするので効果的です。
白いシップはケガをした時などに適しており腰痛時に熱感があれば熱感を取るのに使用すれば効果的ですが熱感が無い時に使うと患部を冷やしてしまい血流が悪くなったり痛みが増してしまう事もあるので注意して使用しましょう。
●まとめ
今回は腰痛時の効果的な対処法を解説しました。
色々と書いてきましたがとにかく安静第一です!
基本安静にして可能なら少しずつ体を動かして可動域を回復させシップなどを使って痛みを効果的に取り除いていくのが体にとっても一番です。
シップの使い分けや温めるか冷やすかの判断など知っているだけでも自分自身でケアができるようになり痛みが慢性化することを防ぐこともできます。
このようなセルフケアにプラスして鍼治療や医療機関の受診などを行う事でさらに回復を早めることができるし予防にもつながりますから是非試してみてください◎



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