腰痛 ぎっくり腰

腰痛は多くの方が経験したことのある症状で病気と言うよりは腰回りに生じる痛みやはり感、重ダルさ、しびれと言った不快感の総称です。

またその中でも上体を起こした際や軽い衝撃などで突然激痛が走りしばらく痛みで身動きが取れなくなってしまうような状態を急性腰痛(ぎっくり腰)と呼びます。

腰痛はぎっくり腰のような急に起きて短期的に収まる急性腰痛 激痛ではないが一定期間以上継続して痛みや不快感が生じている慢性腰痛に大きく分けられます。

腰痛
長岡市:30代男性3.4年前にぎっくり腰になりそれ以降、慢性的に腰痛に悩まされている。デスクワークで座っている時間が長く、立ち上がる際や朝の起床時に痛みが強く出ている。体が硬く前屈をしても硬さと痛みで膝下あたりまでしか手が届かない。ヘルニア...
腰痛の原因

腰痛は大きくわけて3つの原因に分類できます。

①筋肉や筋膜が原因のタイプ

このタイプが一般的に生じる腰痛の中で一番多い症状です。

日常生活での筋疲労や突然強い力を入れた場合

に生じやすく筋・筋膜性腰痛とも呼ばれます。

例えば重いものを運んでいる時に滑ったりして急に腰に強い力が加わり筋肉や筋膜、靭帯などが損傷したり体を守ろうと過度に緊張したりして痛みや不安感などが生じます。

②脊椎などが原因のタイプ

脊椎とはいわゆる背骨のことで腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、腰部脊柱管狭窄症などがあります。

◆椎間板ヘルニア

脊柱の骨の間には衝撃を緩和するクッションのようなものがありこれを椎間板と呼びます。

この椎間板の内容物が衝撃や度重なるストレスなどにより飛び出してしまい飛び出た部分が神経を圧迫するなどして腰部、臀部(おしり)の痛み、下肢(足)のしびれなどが生じます。

◆腰椎すべり症

背骨を形成し中に神経が走る椎体と言う部位がずれてしまい椎間板が飛び出てしまったり神経根が圧迫されるなどしてしびれや痛みを引き起こします。スポーツをしている方に多く30~40%の人が該当するとされており一般の方でも5%ほどが該当するとされています。

◆腰部脊柱管狭窄症

腰の部位辺りの脊柱管(神経の通り道)が狭くなることで神経が圧迫され腰痛の他にも足のしびれ、長く歩けない、残尿感などが生じます。

③内臓が原因のタイプ

主に腎疾患(腎結石、腎盂腎炎)などが原因で腰痛を引き起こします。女性では子宮内膜症でも腰痛を訴える方もいます。

◆腎結石、尿路結石

有名な疾患で腎臓に結石ができた場合を腎結石、尿道に結石がある場合を尿路結石と呼びます。

特徴としては突然激しい痛みが生じたり血尿が出たりします。

◆腎盂腎炎

腎臓内の尿の溜まる腎盂と言う部位に細菌が繁殖し炎症が起こる疾患です。

女性に多く発症する疾患で腰痛の他に発熱や背中の痛みなどが生じます。

◆子宮内膜症

子宮の内側を覆っている内膜が本来あるべき場所以外に発生する疾患です。

20~30代の女性に多く腰痛の他に強い生理痛や下腹部痛が生じます。

腰痛の予防法

腰痛は一度発生すると繰り返し痛みが生じることが多いため予防策はとても大切です。

日常生活に取り入れられる予防法をいくつか紹介します。

◆適度な運動

適度な運動、例えばウォーキングやスポーツ、筋トレ、ヨガなどは定期的に体を動かす習慣になり筋肉が硬くなる事を防ぎ柔軟性をもたらせてくれます。また体の代謝も向上し血流がよくなったり体重の増加を防いでくれ腰痛予防に役立ちます。

◆ストレッチ

腰回りや大腿部(太もも)などのストレッチを行う事で筋肉の柔軟性が増し腰痛予防につながります。

ストレッチと言ってもたくさんありますが例えば太ももでしたら立ったまま前屈をして伸ばしたりラジオ体操を習慣的に行うのも効果的です。ストレッチはゆっくり確実に時間をかけ(一か所約10秒ぐらい)行う事がポイントです。

◆ストレスの管理

ストレスは筋肉の緊張を引き起こし姿勢異常につながったり休んでいても筋肉が緊張し続けてしまう ので適度に気分転換や趣味を楽しんだりして息抜きを行いましょう。

◆定期的なケア

自分自身で気を使っていても仕事や日常生活で筋肉が緊張し疲労してきてしまいます。自分でできる予防法にプラスして疲れている時や危ない時は鍼灸院や整骨院、マッサージ店などで施術を受け体のケアを行うと腰痛を予防できます。

当院での治療

当院では腰痛の原因をしっかりとカウンセリングと検査を行い明確にし患者様に適した治療を行います。

筋肉や筋膜の問題であれば手技や鍼灸治療で筋緊張を緩和させたり、もし内臓系の原因が疑われるようなら鑑別診断を行い医療機関を受診して頂きそのままにならないようアドバイスを行ったり根本的な解消を目指します。

またぎっくり腰などの急な痛みや痛みで日常生活にとても支障が出ている場合には鍼灸治療を進めております。

鍼灸治療は手技や電気治療では到達できない深部の筋肉などに対して直接アプローチでき痛みや可動域制限を緩和するのに効果的です。

再発に備えて日常生活でのアドバイスやストレッチ法などもお伝えしておりますので腰痛でお悩みの場合には是非お気軽にご相談ください。

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