むずむず脚症候群

むずむず脚症候群とはレストレスレッグス症候群(RLS)の別名で直訳するとレストレス(落ち着きがない)、レッグス(脚)と言う意味です。

日本の神経学会ではこの疾患を『下肢情止不能症候群』と命名しており近年ではRLSまたはむずむず脚症候群と呼ばれることが多いです。

米国などでは一般的な病気として広く知られているこの疾患ですが日本では一般的な認知だけでなく医療従事者でも認知率が低くあまり知られていない疾患です。

あまり知られていない疾患なので精神病や関節炎、うつ病などと違う診断をされる例も多いです。

原因

むずむず脚症候群の原因は様々な事が関係しているとされていますが大きく分けて原因がはっきりとわからない場合の一次性他の疾患や薬などが原因となって生じる二次性とに分けられます。

一次性(特発性)

一次性の原因ははっきりとは分かっておりませんが有力な説として脳内伝達物質の一種である『ドーパミン』の機能障害や栄養素である『鉄』の不足、遺伝などが関わっているとされています。

◆ドーパミンの機能異常

ドーパミンは様々な運動機能を潤滑にする働きがあったり痛みなどの刺激を抑制する作用があります。

脳内には視床下部と言う部位にA11領域と言うドーパミンがたくさん集まっているエリアがありこのドーパミンが機能異常を起こすと・・・

●機能異常や機能低下により脊髄神経細胞に対する抑制(体から伝わってくる痛みや刺激を抑える効果)が解除される

●抑制がなくなった分、脊髄の神経が興奮しやすくなり脚が受けている小さな些細な刺激でも脳が過剰に受け取ってしまい脚にむずむずする感じや痒い、ピリピリ、ゾワゾワなどの感覚が生じてしまう。

このような流れでむずむず脚症候群の症状が生じてしまうと考えられています。

例)ズボンがこすれたり、少し足にかゆみが生じた時にその刺激を過度に受け取ってしまいむずむずやゾクゾクなど言い表しがたい感覚が生じてしまう。

◆鉄不足

鉄は栄養素の一種で上記したドーパミンを作る際に必要になる物質です。

この鉄が体内に不足するとドーパミンをうまく合成されないことで上記のような症状が起こりやすいともされています。

また鉄の欠乏状態になりやすい状態として胃の切除後や閉経前の女性、出血性の慢性消化器疾患などがあります。

二次性

◆うつ病

うつ症状、不安症状のある方にむずむず脚症候群が起こりやすいとい言う報告が多かったり、むずむず脚症候群の患者さんにうつ症状を認める場合が多いと言う報告も多く、うつ症状とむずむず脚症候群は深い関係があると言われています。

うつ症状が強いと自律神経のバランスが乱れてしまい交感神経が過剰に興奮してしまうからではないかとも考えられています。

◆慢性の腎臓疾患

腎機能に障害がある患者さんにむずむず脚症候群の発症率が高いと言う報告があります。

中でも血液透析を受けている患者さんは発症率がさらに高いとのことです。

また腎不全になると鉄が不足しやすくなり鉄が不足してむずむず脚症候群を発症してしまうとも言われています。

またその他にも薬剤性(特に抗うつ剤、抗精神薬)、過度の喫煙、飲酒、初産などが発症に関係しているとされています。

症状

むずむず脚症候群の症状にはその名の通りにむずむずする、ピリピリする、虫が這っている感覚がする、痛痒い感覚、体の内部が痛痒い感覚で掻いても改善できない感覚など様々な表現をされる場合が多いです。

中にはなんと表現したらいいのかわからないような独特の感覚とおっしゃる方もいらっしゃいます。

ですが総じて共通しているのは自分ではどうしようもできなかったり、一日の中で何度も(特に夜間)このような症状が起こってしまうと言うことです。

またむずむず脚症候群と言う名前なので脚だけなのかと思うこともあると思いますが脚以外の腕や股関節付近にも症状が出る場合もあります。

夜間に症状が出ると言う事もとても多く共通している場合が多く、多くの方は夜間に症状が出て気になって眠れずに睡眠障害を起こしてしまいその睡眠障害がまた自律神経失調症や不眠症、うつ病など、他の疾患の引き金になってしまい続発してしまうケースがとても多いです。

当院での治療

そんなむずむず脚症候群ですが当院では主に『東洋医学的な鍼灸治療』を軸に治療を行います。

病院などの医療機関では薬を使っての治療や続発して生じている不眠などに対する治療を行う事が多いのですが当院では東洋医学的なアプローチを行います。

東洋医学では体の様々な臓器が互いに強調して健康を維持している他、自然や生活環境、体質、食生活などのバランスも重要ととらえそれらが乱れバランスが崩れると体に何かしらの症状が現ると考えらえむずむず脚症候群の場合でもどこかしらのバランスが崩れていると考えます。

その崩れているバランスを東洋医学的に明らかにさせ、そこに鍼やお灸を使い治療を行います。

また私が治療に関わってきたほとんどの例でも不眠やうつ症状、胃の不調、自律神経の乱れなどが併発して生じておりそのような症状もバランスを整えるために改善を図ります。

その方の症状によっては普段の食事や生活習慣へのアドバイスも行い対処的に症状のみを改善させるだけでなく根本的に改善するよう施術を行います。

むずむず脚症候群に関しては日本では認知度も低く病院でもしっかりと治療を行っている場所も少ないですし自分自身でこの症状が本当にむずむず脚症候群なのかわからないという方も多いです。

当院ではお電話やLINEでの無料相談も行っておりますのでこのような症状でお困りの場合は一度お気軽にご相談ください!

⇩当院でのむずむず脚症候群に対する症例も紹介しております⇩

むずむず脚症候群
小千谷市:40代男性2年前から右足ふくらはぎにむずむずする感覚、痒み足の中がゾワゾワする感覚に悩まされ始め病院で診てもらったが原因が分からず薬を処方されるだけで全く改善しないとの事で来院されました。現在では寝ていたり家でゆっくりしていても不...
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